み「ん〜、バレちゃった?私と未来の付き合いって他の人よりも短いから、全然バレないと思ったんだけど。」
あ〜あ、と言った後、ため息をつく。
未「そりゃあ気付くよ。自分が弱い分、観察力は人一倍優れてるんだ。」
当然だ、と言うように。
間違い探し得意そう。(((
み「なるほどね…でも、弱く無いでしょ、貴女。さっきの言葉、妙に引っ掛かるな〜、って思ったら、貴女“も”、って言ってるじゃない。それって、未来。貴女も人外って私に教えてる様な物よ。」
此方も記憶力等は言いようで、先ほど未来が話していた内容を、一言一句溢さず覚えている様だ。
未「そうだよ。どういう存在なのか、分かる?」
簡単だよ、と言いたげに、少しにやにやと笑ってみる未来。
み「大方…くろろの本来の敵、って所かしら。」
“本来の敵”…
要するに、気まぐれで突然敵になったみりんとは違う存在、という事だ。
未「大正解。この世界を壊しに来た。」
おめでとうございまーす、なんて拍手をして。

7/19 7:25