第零話 「始まり。」
これは、僕が家に帰っている途中にあった出来事である。
僕が家に帰っている途中、何故かわからないけどいつもは気にしない路地裏が気になった。
少し覗いてみるとクラス委員長が歩いているのが見えた。
僕は路地裏は危ないと聞いたことがあるので委員長を止めに行ったんだ。
僕が委員長に声をかけようとすると、、、
委員長は今までいなかったかのように消えてしまったのだ。
あたりを見回しても誰もいないし、人の気配もなかった。
もしかして曲がり角でもあったのかな?と思い前に進んだ。
僕は一瞬目を疑った。
そこは今までいたあの薄暗い路地裏ではなかったのだ。
振り返ってみると壁があったので通れるかと思い触って見たが、ただの壁だった。
あたりを見回すと、委員長らしき人の姿が見えた。
とりあえずついて行こう。僕はそう思いついて行く事にした。