siba「うああああ!!!!」
琴「はああああっ!!!」
キンッキンッキィィンッ
両者一斉に動いて…激しくぶつかりあって……。
siba「っ…」
琴「クッ……」
ウミ「sibaッ!彼奴に憑いてる炎蛇、結構強いよっ…!」
?「あれっ、褒めてくれるの?ありがと〜!」
途端、聞き慣れたような声がした。
『えっ、誰……?』
?「私でしょ?私はかぐらですっ…そこの水猫ちゃんが言った通り、炎蛇でーっす!」
琴「急に出てこないで〜…もう、威力下がるでしょ?」
siba「かぐら…って…あの子の…友達の……」
…私達にとって、かぐらという名前は、嫌な程聞き覚えがあった。
『あの子……の…っあの子から…奪った……??』