カーリング女子の平昌五輪代表決定戦は9日、北海道北見市のアドヴィックス常呂カーリングホールで、第2、第3試合が行われた。初戦で白星を挙げたLS北見は第2試合に5―7で中部電力に競り負けたが、第3試合は立て直し8―3と大勝。五輪出場権獲得に王手をかけた。先に3勝したチームが五輪切符を手に入れることができる。
LS北見のスキップ・藤沢五月は「成長できた1日。仲間にはすごく助けられている」と感謝。この日、好ショットを連発したサードの吉田知那美は「何百回、何千回とショットを投げてきた。次もまず、目の前の1投を全力で投げたい」と意気込んだ。
1勝2敗と崖っぷちに追い込まれた中部電力の主将・清水絵美は「LS北見さんは実力のあるチーム。自分たちも相手に負けないよう(ショットを)決めきりたい。明日2つ勝ちたい」と気持ちを切り替えた。
北見強い!(