ありす*
「その人とは6年間音信不通
なの。でも私の歌を目印に
また会えるって言ってた
から。だから私は歌って
るの。」
のあ
「何それ、無謀すぎ。親が
離婚とか再婚とかしてたら
苗字さえ変わってるかも
じゃん。」
ありす*
「分かってるわ。無謀でも
やれる事は全てやりたい。
足りないなら埋めたいの。」
(きっと、なんでも出来る。
仁の言葉があるから。)
のあ
「…分かった。」
ありす*
「え。」
のあ
「地球とかバカな事言ってる
ならついてきて。鼻、へし
折ってあげるよ。
ありす*さん。
いい?[あー]って続くまで
声出して。」
ありす*
「[あ]?」
のあ
「そう、いくよ。せーのっ。」
ありす*
「あーーーーー…っ」
のあ
「あーーーーーーーーー…。
…分かった?これだよ。
足りないもの。」
ありす*
「まつ毛の太さかしら…。」