CHIBI QUEST 3

[短編:5]ー彼岸花ー
入江

6/11 13:40

加賀さんはクッキーを半分に割ってから、口へ運ぶ。
「会いたいから」なんて無表情で言われたら、どう受け取って良いものか悩んでしまう。加賀さんには表情筋というものが存在していないようだ。
私達は仲間の為にも長生きしようと誓った仲だ。所謂友達以上恋人未満の関係だ。しかし、それを越えるのは難しく、ましてや同性だ。私も加賀さんもレズビアンではない。長く付き合っているのだ、そうならきずく。
__だが、加賀さんが無意識に発する言葉には、胸をむず痒くする何かがあった。
「それで、提督が__」
あれから談笑やカードゲームを楽しむうちに、いつの間に夜の張が空を覆っていた。
「いつの間にこんなに暗く…」
加賀さんは珍しく少し慌てていた。顔にはでないけど。
ここは町外れの一軒家だ、街灯などは無く、車があるとはいえ、ここの夜は危険なので泊まっていくことを提案すると、最初は「悪いわ、そんなの」と言って帰ろうとしていた加賀さんを、なんとか説得し、泊まっていくこととなった。
案外押しに弱いのだ。加賀さんは。
そうと決まれば夕飯をつくらねば。久しぶりの誰かと食べる食事だ。




お泊まり会♪

6/11 13:42

見ましたよ〜♪
クロノ

6/12 17:0

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