僕は言った。 「私、長生きしたいんですけど、、」 悪魔は、 「簡単なことだ」といい、僕に火のついたロウソクを取り出した。悪魔は続けて、 「あと半年くらいかな」 それはどうやら僕の寿命を表していて、それが消えると僕は死ぬのだそう。 そして悪魔は、新しいロウソクを取り出し、それに火を移した。 「これでお前の寿命は延びた。ま、言ってみれば今日が新しい人生の誕生日のようなものだ。」 そう言って悪魔は歌いだした。 「HAPPY BIRTH DAY TO YOU 」 「HAPPY BIRTH DAY TO YOU」 「HAPPY BIRTH DAY DEAR ○○」 「HAPPY BIRTH DAY TO YOU 」 歌い終わったので僕は、つい勢いよく目の前のロウソクを、「フーーッ」と....
