次の回答でイタズラじゃ無いと確信した。

#5[質問は止まらない�B]

「君…変な本持ってるでしょ。(天使)」
「(何故こいつ分かるんだ！？)」
俺は、あの生物に本を見せていないのだ。だが、あの生物は前から知っていたかのようにハッキリと答えた。「その本を拾う人は、運命で決められてるんだ。この本はデタラメなんかじゃ無い。正真正銘の本物さ。(天使)」
「そ、そうか…」
「で、なんで神の候補者なんだ？初めから神で良いのに。」
少し落ち着いた表情で言う。
「それはネ、その本の名前…天国の書物って言うんだ。人の運命なら、どの様にもできるって翻訳して知ったよね。(天使)」
「何故それを！(ら抜きだったのバレたかなぁ)」
「ら抜きだったね(天使)
「ハッ！」
「君の心が読めるんだー(天使)」
「こいつ、ヤベェ」
「話戻るけど、この本は10冊あるんだ。そしてこの10冊を集めた人が『神』になるんだ(天使)」
俺は、何故か、何故か凄みを感じた。オカルトでも無いような…そんな感じがした。
「へぇー」
「ところであんたは？」
「……天使さ！(天使)」
「天使！？」