脚が凍って動けなくなった蜘蛛型の機械。そこへ誰かが斬撃と弓矢を放った。すると蜘蛛型の機械は、斬られ、射られて粉々に砕け散った。
それが誰なのかは黒鋼がいち早く気付いた。
黒鋼「アーツェさん!ルーティさん!」
アーツェ「よう黒鋼!待たせたな!」
ルーティ「ご無事で本当に良かったです!」
それは、昔からの付き合いの友との再会であった。
アーツェ「……ところで、その横に居る子は?」
唄「僕は唄。訳あって黒鋼と戦っていた所だよ」
アーツェ「ふーん……とりあえず敵ではなさそうだし、協力するぜ!」
ルーティ「そうですね、皆さんでこの危機を脱出しましょう!」
黒鋼「……!ありがとうございます!」
一気に安全かと思われたその時、
???「久しぶりだなぁ……。黒鋼さんよう。」
人型の機械がそう言いながら迫ってきた。