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夢×現実の狭間#4 |
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YUKI |
12/9 21:33 |
そこから、きこえる大きな足音。
こっちに近づいているような気がした。
足音が聞こえなくなると、
教室の壁を叩かれているような
大きな大きな音と、振動が聞こえた。
「ーーじ!にげーーー」
優等生がさけんでいる...。
でも、私にその声をあまり聞き取れなかった。
でも、逃げてといっているような気がした。
けれども、足がすくんで、動かない...。
「あーもう!仕方ない!!」
優等生が急に叫びだして、いった
「まさ!出てきなさい!」
行きなり、知らない人の名前...
私が優等生の方を振り替えると
そこには、夢に出てきた妖精とは違うけど、
黒髪で、冷静そうな妖精がいた。
「あのさ....。人前で呼ぶの、やめてくれない?
これ、後処理めんどくさいんだけどさ」
「そんなこと言わずに、はやくあいつを倒すよ」
私を無視して話す二人....。
そんな私がまた、後ろを振り替えると、
そこにはデカイ、これまでみたことないような
獣のような目をしたモンスターが
目の前にたたずんでいた。
私は、足が動かなくなった。
....にげないと...だめなのに....。