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とある本丸の非現実的な日常~12 |
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ココアナ |
3/10 23:22 |
[謎の手紙]
『○月△日
主はまだ帰ってきちょらん。
主がいなくなってもう一ヶ月。
みんなも主に早く会いたいとつぶやいちょった。
長谷部なんて、『も、ももも、もしかして主は病気になられてしまわれたのでは…!?』なんていうちょった。
ここは、初期刀のわしがなんとかしないと、
このままだと、みんなが』
手紙はそこで終わっていた。
「なんじゃ?主っちゅうんは…この長谷部っちゅう奴も、かなりの心配性みたいじゃのぅ…」
その手紙はわしと同じ土佐弁で書かれていた。
「この初期刀?っちゅうんもなんなんじゃろうか……?うーん…今考えても謎が深まるばかりじゃのぅ…」
まぁ、この事はまた明日考えればええじゃろう。
わしは押し入れに入っていた布団を勝手に広げると、ごろんと横になり、目
をつぶった。
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辰馬、添い寝したろか?
次回に続く