CHIBI QUEST 3
小説 彼のための世界#31
鯨
3/3 22:28
振り返ると、男が立っていた。ハムスターのような顔のある帽子を被っている。
「ちょっと、何言ってんの」
男の後ろから女が現れた。
「ごめんなさい。彼、ひねくれてて」
女が頭を下げる。
「あ、いや…どちら様ですか?」
僕は尋ねた。
「私はモモ。こっちはうちゃこん。宮廷から派遣されて、休憩のためにここに入ったんだけど…」
モモがうちゃこんを見る。
「だってよぉ。俺らは遥々遠くから来たんだぞ。しかも俺は音楽家だっていうのに」
「音楽家?」
カイトが尋ねる。
「あぁ。俺は宮廷音楽家だ。死ぬ前はかの有名な『サジタリウス』のドラムをしてた、凄い人なんだぞ、俺は」
うちゃこんは胸を張る。サジタリウス…聞いたことがあるような、ないような。カイトも首を捻っている。しかし莉央は目を見開いて、呆然としていた。
サジタリウス(射手座) なんか適当に命名
鯨
3/3 22:29
拍手が…何故?
鯨
3/3 22:53
嬉しいけども
鯨
3/3 22:55
かっこいいねさじたりうす!
カイト
3/5 7:36
拍手おおっ
カイト
3/6 20:41
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