外はすっかり暗くなってきた。少女の家で鍋を食べる俺とエックスの間に言葉はない。


少女が一度深呼吸をし、沈黙を破る

「紹介が遅れたけど私の名前はこの村ではアネット」


この村では…この言葉に俺は違和感を覚え口を開く
「君は…いやアネットちゃんは村の外ではなんて呼ばれているの？」



「ちゃんとか、そういう口調はやめて。外見は5歳だけど中身はあなたより年上なのよ」


ここで、エックスが机を叩いたのに勢いよく立ち、大声でどなりだす
「単刀直入に聞くっすよ、あんた何者なんすか？何のために僕たちを呼んだんすか？」


「簡単よ、まもなくこの村で戦争が起きるからよ」

その時外で静かに雨か降り始めた。

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