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文学少女(1話続き) |
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エックス |
8/17 22:27 |
わたしは、ぽかんとしてしまった。
「うち、文芸部なんだけど?」
すてぃぶさんがわたしのほうを見て力いっぱいうなずく。
「はい!ポストを見てまいりま した。」
さっぱり意味がわからない。
「中庭の隅っこの木にですね、 まるで隠れるようにひっそり と郵便ポストが置いてありま すよね?そこに«あなたの恋 を叶えます。ご用の方はお手 紙をどうぞ。by文芸部一同»
って書いてあって天啓を受け たんです。もう手紙を書く間 も惜しくって、すっ飛んで来 ちゃいました。」