亜美「うわっ……ホコリっぽい」
隆起「暗い………な」
亜美「それに……なんだかちょっと暑くない？」
隆起「言われてみればそうだな」
亜美「奥から……じゃない？」
隆起「だとしたら奥に居るはずの吉河がヤバイ」
亜美「急ごう！」
隆起「広すぎないか？」
亜美「うん。外見からして七割位ここが占めてる感じ」
隆起「お前記憶力良いな」
亜美「私の取り柄だからね」
隆起「おかしい、流石に」
亜美「さっきの二倍は歩いたもんね」
隆起「………そうか、角度か」
亜美「え？」
隆起「丸いペンか何か持っていないか？」
亜美「え……あるけど」

コロコロ………

ペンはゆっくりと奥へ転がっている

隆起「やっぱり、ちょっと傾斜になってるんだな」

コツン………

亜美「壁………かな」
隆起「違う、さっきまで音だけだったけど、そうか地下か！」
亜美「つまりこの奥には………」
隆起「音の主がいる………しかも形がある」
？？「グルルルル………」
隆起「一旦離れよう！」

See you Next Time....