｢”あら、貴女は...？”｣
...確かにいっていたお姉さまの言葉。
まるで私を知らないかのように。
...お姉さま..いや彼女はそういった
｢なんで...なんでなんでなんで！！｣
怒りが押さえられない。
けれど私は彼女をなぜか憎めなかった。
”もう一度”振り向いて貰おうとする私がいる...
｢フランドール...｣
そんな私に近づいてきたのは
出かけた彼女を見送って部屋に帰ろうとしていた
パチェだった
｢・・・。｣
暫く、無言が続く...
そして、その沈黙を破いたのは...。

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