久しぶりに僕は心の底から楽しんだり様な気がする こうやって楽しめるのも、彼女という人間あってこそなんだろうなと、 僕はそう思った 終わりの日まであとわずか(終わりの日って何?) ぼくは導くものとして、人々をーー(導くものって何?)余談だがこの日胸の痛みが引くことがなかった
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深夜だというのに 図書館は盛り上がっていた 学生服を着た少年少女たちが好きなことをしている 例えば食事をしたりだとか遊んだりだとか はたまた言葉では言い表せにくいことだったり とにかく盛り上がってるのはたしかだ 僕はジュースに口をつけながらその様子を見ていた
のりこ「かなりの人数だねぇ…」
かずき「…そうだね」
ざっとみても百人程度は居る 逆によくもまぁ狭い場所に百人も入ったなぁと僕は思った
のりこ「さっきまでモテモテだったね! 良かったじゃん」
かずき「よかった…か」
別に僕は崇められるためにやってるわけじゃない 僕は導くためにやっているのだ
のりこ「すこし、外の風に当たらない?」
....続く