「これでマイクラの世界にはいるのも二回目かぁ〜…なんか、一回しか来てないのに見慣れた景色だなぁ」

茶髪のロングヘアーをしたきっくんがキョロキョロと辺りを見回しながら言う。

「でも前回とは違って、バイオームが違うっぽいぞ」

そう言ってニットをすっぽりと被った覆面、えおえおが地面の雪を踏みながら歩いた。

そう。前回とは違い今回は雪が辺りに積もっているようだ。
少しひんやりとするのは、何時ものゲームでは味わえない感覚だ。

道民なので雪は見慣れたもんだが、雪が降ったときは家に引きこもるタイプのFBは寒そうに腕を擦った。

「さむー…まぁ良いや、で、今回はどうしてこんなことになったんだっけ…？」

そう言って、FBはその日あった出来事を頭に思い浮かべた。

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