第三十一話
「あ、あ…」
目の前には首をナイフで切られ、大量出血で今にも死にそうな華代先生が横たわっていた。
「あ…ゔぁぁ…」
何かしゃべろうとしているのだろう、うめき声を出している。
「先生‼しゃべらないで‼死んじゃう‼!」
先生は笑顔で首を横に振る。
もうすぐ死ぬことを悟っているのだろう。
何を、何をすればいい？
落ち着け、自分、落ち着け、自分…
と何回も自分に言い聞かせるが、落ち着けない。
気付いたら先生の体は…冷たくなっていた。
「え…先生？」
涙で視界がぼやける。そうだ、僕は先生を殺してしまったんだ。
この世に先生はもういないんだ。それを改めて感じた時僕は

第七章〜悲しみの先に〜
分岐発生！
Ｑ４　どうしますか？
Ａ笑う
Ｂ泣く

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