#15:旅立ち

ーある日の宿屋での事ー
零「俺、魔王を見て思ったよ。もっと、強くなって人を助けたいって。」

結衣「それはいい考えだとは思うけど・・・魔王を倒そうだなんて考えてないわよね？」

零「え？あ〜・・・う、うん。多分。」

結衣「仕方ないわね。私も他の町にも行ってみたかったの。だから、世界を見てみない？」

零「おお！いいのか？なら俺はバッチリだぜ！」
そういって零はいつの間にかまとめた持ち物を見せてくる。
結衣「あんたねぇ・・・」

零「へへっｗまぁ結衣が準備できたら出発だ！」

結衣「はいはい。わかったわよ。」

ー次の日ー

零「この住み慣れた町ともお別れか・・・」
結衣「ええ。きっと帰って来る頃には懐かしいと感じると思うわ」

零「よし！じゃぁ、更なる強みを目指すため、獣人族の国、オライナを目指して出発！」

結衣「どこへ行くのかと思えば・・・そこなのね？」
零「ああ。あそこへ行く途中ならそこそこのモンスターはいると思って。」

結衣「あんた本当に意外と頭使えるのね・・・」

#15:旅立ち、完

6/23 22:0

6/23 22:2

6/23 22:28

6/23 22:28

6/24 6:53

6/24 6:55

6/24 6:58

6/24 7:4

6/24 7:6

6/24 7:7

6/26 0:40