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異世界召喚されたが誰もいなかった件#25 |
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鳥好き |
10/4 10:47 |
#25:別れ
零「お前…いきなりなんだよ!脅しか!?」
先頭の人(?)「俺はジャミル。ここに集まった冒険者はたったの五人だけなんだよォ。つまり…わかるか?ガキ。お前らの周りは俺の手下…ソラスティック盗賊団の者さ。」
盗賊団って…嘘だろ。あいつらがほとんど的ならば相手は…20人近いぞ!?それに、俺と結衣以外の誰が仲間なのかもわからねぇ…一体どうすりゃ…
結衣「零、私がここを食い止めるから逃げて!私、一応風魔法を使えるの。だから、時間を稼ぐわ!」
零「おい…できるわけないだろ…!」
結衣「仕方ないわね…【タイフーン】!」
結衣が魔法を使うと、周りの盗賊達が飛ばされてゆく。だが、まだまだ盗賊は多い。このままでは…
零「俺も…スライムで戦う!」
結衣「あなたは逃げて!ユニークスキルは滅多にいないかわりに、とても強いの!だからあなたが死んだら魔王を倒すのも難しくなるかもしれない!」
俺がスライムを出すのと同時…いや、それより少し前に結衣の飛ばしてきた魔法で俺は空中に飛ばされ、崖の下にあった川に落ち、そこで意識は途切れた。