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異世界召喚されたが誰もいなかった件#28 |
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鳥好き |
10/25 15:23 |
#28:治療
メディ「『メディシン』」
おお。魔物が魔法使ってるの初めて見たけど人とかわらないんだな。
そう思いつつカンダに話す。
零「じいさん、具合はどうだ?」
カンダ「うむ。君達のおかげで助かったよ。かなり具合もよくなった。これで子供達の食糧を狩りに行けるわい。」
ラルフ「じいちゃん!本当に…本当に治ったんだね…!」
ラルフは涙目でそういいつつ俺達を見て
ラルフ「ありがとう!零兄ちゃん!」
零「ああ。気にしないでくれよ。俺も助けて貰ったしな!
だが、悪いが俺はこの村をでていかなければならん。」
ラルフ「え〜っ!もっとゆっくりしていきなよ〜っ!」
いや、そうしたい気持ちはあるんだけど結衣を助けねば。
カンダ「きっと零さんだってなにか用事があるんじゃ。我慢せい、ラルフ。」
俺の思考をなんとなく読み取ったのか、カンダは言う。
カンダ「…じゃが、一つ渡しておきたいものがある。こちらへ来てくだされ。…ラルフはここでまっているんじゃぞ。」
ラルフ「…はぁ〜い。」
そういうとカンダさんは立ち上がり、俺とメディに手招きをした。