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異世界召喚されたが誰もいなかった件#30 |
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鳥好き |
11/8 19:30 |
#30:村から出よう…?
カンダ「さて、零さん。もうこのくらいなら大丈夫でしょう。
すぐに覚える方で助かりました。フォフォフォ。」
零「いやぁ〜ッ。もう疲れたぜ…
だが…じいさん、ありがとよ。」
俺はカンダじいさんに刀の稽古をしてもらっていた。
俺、一応剣道部の友達に教えてもらってたしな。少しだけ。
…あ。
零「あ〜…忘れてたけど俺、この村からそろそろでなきゃ。」
カンダ「おっと。すまんのう。わしも忘れとったわい。
ならば明日行くとよい。今日は宴でも開くかのう。」
零「いや、急いでるから今から出発する。ありがとな、じいさん。」
カンダ「そうか…短い間じゃったが楽しかったぞい。」
零「俺もだ。…っと。ラルフによろしく伝えといてくれ。【メディシンフィッシュ召喚】」
ぼっちの旅はさすがに精神的につらいからな。
メディ「なんだァ?もう行くのか?」
零「ああ。ほら、行くぞ。」
そして俺達はしゅっぱ…あ。
零「じいさん…ここ、どこ?」
カンダとメディは2人揃って盛大にズコーッとこけた。