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異世界召喚されたが誰もいなかった件#38 |
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鳥好き |
1/11 10:58 |
#38:VS.フォレストドラゴン2
キィィン!
ドラゴンの爪をナイフで受け流す。これは少しずつ慣れてきたが、いつまでもこうしているとナイフが壊れてしまう。
その前に俺の体力が尽きる。
――そうなるまえに攻撃しなければ。
「グアァァァ!」
ドラゴンがまた爪を振りおとす。
零「ここだぁぁぁっ!」
爪から腕へ。腕から顔の方へ走り、
首を刀で斬る。
マンガなどでも逆鱗?だったか。
ドラゴンの弱点とされている。
零「うおおおおっラァッ!」
手応えは感じた。
…だが。
「ウオォォォ!」
ドラゴンは苦しそうな悲鳴をあげつつも俺の事を振り落す。
零「くっ!…」
次の攻撃に備えようとしたその時。
俺の目の前には炎が迫っていた。